いつか、あなたに恋をする――

「まあ、悪くはないけど。
 私の服を貸してあげましょうか?

 うちの透さんが連れて歩くのに、あまり見栄えが悪くてはね」

 いや……見栄え悪いですか? 私、と思っている間に、ちょっと来なさい、と言われて引きずられて行った。

「じゃあ、少し待ってます」
と高坂は言う。

 今は特に敵意もないらしい昭子に真生を任せるようだった。