いつか、あなたに恋をする――

「軍人のようだったな。

 鍛えられた体つき。
 刈り上げた短い髪。

 腕に傷跡があった。
 まだ若かったな」

 申し訳ないことをした、と斗真は目を伏せる。

「軍人か。
 それで衣類を剥いで捨てたのね。

 そのまま着せておいても、コスプレマニアだと思われるだけだったと思うけど」

 真生はそう冷静に言ってくる。

 やはり、女の方が環境適応能力が凄いな、と思っていた。