〈○月○日

彼が駅まで送ってくれた。
ドキドキして、苦しかった。
緊張し過ぎて何を喋ったのかあまり覚えていないけど、でも彼が「また話したい」って言ってくれたことだけは、しっかりと覚えてる。

彼が好きなあの子みたいにはなれないけど、少しでも彼に見てもらえるような自分になりたい。
ちゃんとわたしの目を見て、彼がわたしの話を聞いてくれたことが嬉しかった。

わたしも、もっと彼と話がしたい。〉