「シュガー?」 聞きなれない単語に空っぽになった犬小屋から隣へと視線を移す。 も、そこにいるはずのあいつはー 「ばあちゃーん!お久しぶりです」 「はいはいどなた? あれまー朔坊!あらあら、まあまあ」 「ばあちゃん久しぶり!元気そうで安心した。 だけどさ、なんか少し太った?」 「元気元気。太るのはね、歳だから仕方ないのよ。 朔坊はいいわねー。まだまだ縦に成長できて」