「え?」 「ハナがそれを望むなら満足するまでしちゃおうよ! 幸い僕たちは学生だ。学校だって行かなくても何とかなる。 働く必要だってない。 ならさ、求めるままに従ってみるのもいいかもしれない。 まあ先ずは手始めに、」 そう言って朔は私を炬燵へと誘う。 私はに促されるまま炬燵に足を突っ込んで暖をとる。 それを確認すると朔はにこやかに頷いてから戸棚へと向かい、お茶の準備をし始めた。