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気づいたらいつの間にか眠っていて、カーテンのない窓から降り注ぐ眩しさに目を開けるとすぐ近くにシヅキの顔があった。

だけど朝起きて、目の前にシヅキの顔がある。
それがいつもになっていてもう驚くことはない。

「おはよう」

にっこりと目を細めて笑うシヅキに自然と手が伸びた。

だけど俺は君に触れることができない。

だから伸ばした手をそのままめいっぱい伸ばして伸びをした。