きらきらした笑顔。

真っ直ぐな瞳。

幼さが滲む拗ねた顔。

全部、最近知ったかなちゃんのもの。

声だって耳に残ってる。

すぐに思い出せる。

低くなりたての少し幼さの残る耳馴染みのいい声。

肩を震わせ、でも耐えきれずに漏れ出す吐息のような笑い声。

その声でいつだって真剣に、飾ることなく伝えてくれた。