ほんと、私どうしたんだろう・・・・・・。

彼には隣に座る人がいるっていうのに。


ガサッ


背後から足音が聞こえて、コンマ0.1秒後には私の胸はギュッとしめつけられた。


足音は私たちの後ろを通り過ぎ右へ。

そして、彼のベンチに座った。


やっぱり、そうなんだ・・・・・・。


そうだよね、彼女がいてもおかしくないもんね。


急に悲しい気持ちが押しよせてきて、くちびるをかみしめた。