何日も繰り返される地獄の昼休み。
ジュースを買ってから最近は屋上に行っている。
おこずかいももらえないあたしにとっては本当に痛い出費。
でも、それでこれ以上ひどいことがされないのなら良いような気もしている。
しかし、この日は違った。
「純子、絶交してよ」
長い髪の毛をいじくりながら、千夏が言った。
「絶交?」
「そう。遙香と瑠奈とは今日から絶交ね」
食べかけたおにぎりを投げ捨てて千夏はあたしを見た。
「そんな……」
転がって、そしてバラバラになるおにぎりを見るあたし。
「この後、一回だけ話してもいいけどさ。もう、それ以上はアウトにする。そういうルールね」
ルールって……。
ジュースを買ってから最近は屋上に行っている。
おこずかいももらえないあたしにとっては本当に痛い出費。
でも、それでこれ以上ひどいことがされないのなら良いような気もしている。
しかし、この日は違った。
「純子、絶交してよ」
長い髪の毛をいじくりながら、千夏が言った。
「絶交?」
「そう。遙香と瑠奈とは今日から絶交ね」
食べかけたおにぎりを投げ捨てて千夏はあたしを見た。
「そんな……」
転がって、そしてバラバラになるおにぎりを見るあたし。
「この後、一回だけ話してもいいけどさ。もう、それ以上はアウトにする。そういうルールね」
ルールって……。