「純子がいなくなったら、次にいじめられるのはウチらだったはず。だから、どうしても呪いであいつらを殺してほしかったの。うまくいったよねー」
そう言うと、瑠奈は背中に背負っていたリュックを降ろしてなにかを探しはじめる。
私はなにも言えない。
背中を冷たい感触が走り抜けた。
「千夏だけはさ、絶対に死んでほしかったわけ。あいつなら絶対、また子分を見つけるもん。だからいつか、千夏が図書室に行くだろう、って思って【444】も用意しておいたの。そしたらさー」
そこまで言うと、瑠奈は思い出したかのように吹きだして笑った。
「全校集会の前に千夏、図書室にいたんだよ。ラッキー」
「まさか……」
「そう。そこで見たの。ウチが用意しておいた【444】を」
そう言うと、瑠奈は背中に背負っていたリュックを降ろしてなにかを探しはじめる。
私はなにも言えない。
背中を冷たい感触が走り抜けた。
「千夏だけはさ、絶対に死んでほしかったわけ。あいつなら絶対、また子分を見つけるもん。だからいつか、千夏が図書室に行くだろう、って思って【444】も用意しておいたの。そしたらさー」
そこまで言うと、瑠奈は思い出したかのように吹きだして笑った。
「全校集会の前に千夏、図書室にいたんだよ。ラッキー」
「まさか……」
「そう。そこで見たの。ウチが用意しておいた【444】を」