「バイバイ、哲也くん」

純子の声が聞こえたかと思った瞬間、すごい衝撃が体を襲い、俺は宙を飛んでいた。

骨のくだける音がすぐ近くで聞こえた。

軽自動車を飛び越して、車道に落下する。


ガシャン!


バイクの破片が降り注いだ。

体中に激痛があり、息ができない。


でも……なんとか生きている!


足から落ちたのが良かったのか、意識ははっきりしていた。

足を動かそうとすると、ひどい痛みが全身をつらぬいた。


折れている……。


誰か、早く救急車を……。