「ひどいのは純子の方じゃないの。やってもいない『いじめ』の濡れ衣まで着せておいて、自分はさっさと自殺しちゃうんだもん」

まるで楽しい会話をしているように、千夏はクスクス笑っている。

純子は、千夏を悪魔だと言っていた。

それは本当のことかもしれない。

クラスメイトの死を悲しむどころか、笑みまで浮かべて……。

3人は千夏の席に集まると、楽しげに話をし出している。

怒りがふくれあがって、お腹のあたりが熱い。

昨日の瑠奈の言葉を思い出す。

『呪われて当然。死んで当然』

呪いを信じたい気持ちが、はじめて生まれた瞬間。

私は、大股で3人のそばへ。

「……なんだよ」
目ざとく気づいた渚が、私を見て言う。

気圧されそうになるが、こらえて私はそれぞれの顔を見た。