___いつの間にか眠っていたようだ。


ガチャッ


と、扉が施錠された音であたしは跳ね起きた。

スマホで時間を確認すると、13時を過ぎたところだった。

そのまま耳を澄ますが、もう図書室には誰もいないようで無音が続く。

ゆっくり立ち上がると、あたしは書庫から出た。

スマホでインターネットを起動し、検索ワードを打ち込む。

『444 内容 本』

検索結果は、100万件以上もある。

上から順番に確認するが、いろんな本の444ページについて書いてあるものが多かった。

「違う。違う、違う、違う」

ブツブツとつぶやきながら、あたしは検索ワードを一旦消した。

もっと、【444の呪い】について知るには……。

今度は、『444呪い 本 タイトル』と打ち込んだ。

結果は20万件。