「ね、今日の宿題に国語ってあった?」
ふたりを見回しながら尋ねた。
「えっと……書き取り10回を2ページ」
遙香が宙を見て思い出しながら答えた。
そうだ。
先生が言ってた……。
「どうしたの? まさか置いてきたパターン?」
瑠奈の眉間にシワがよる。
「そのまさか……。あー、ヤバい。なんで置いてきちゃったんだろう」
明日も国語があるから、っていつものクセで机に置いてきた。
宿題のことなんて全然考えてなかった。
「しょうがない。もどろっか」
あきらめたように遙香が方向を変えようとするので、
「いいよ。あたし、走って行ってくるから」
と、それを止めた。
ふたりを見回しながら尋ねた。
「えっと……書き取り10回を2ページ」
遙香が宙を見て思い出しながら答えた。
そうだ。
先生が言ってた……。
「どうしたの? まさか置いてきたパターン?」
瑠奈の眉間にシワがよる。
「そのまさか……。あー、ヤバい。なんで置いてきちゃったんだろう」
明日も国語があるから、っていつものクセで机に置いてきた。
宿題のことなんて全然考えてなかった。
「しょうがない。もどろっか」
あきらめたように遙香が方向を変えようとするので、
「いいよ。あたし、走って行ってくるから」
と、それを止めた。



