行くしかないか…。
大きく息を吐くと、私も歩き出した。
入場ゲートにはスタッフらしき姿はなかった。
開いているのでそのまま入場する。
無料開放デーというのも、あながちウソではないのかも。
夜間営業をしていなかった遊園地だからか、照明を全部つけているのだろうがどこか薄暗い。
萌絵が不安そうに見回しながら、
「こんな暗いならさ、昼間招待してくれればいいのにね」
とつぶやくように言った。
彼女だけは教室でもたまに私に声をかけてくれた。
大きく息を吐くと、私も歩き出した。
入場ゲートにはスタッフらしき姿はなかった。
開いているのでそのまま入場する。
無料開放デーというのも、あながちウソではないのかも。
夜間営業をしていなかった遊園地だからか、照明を全部つけているのだろうがどこか薄暗い。
萌絵が不安そうに見回しながら、
「こんな暗いならさ、昼間招待してくれればいいのにね」
とつぶやくように言った。
彼女だけは教室でもたまに私に声をかけてくれた。