―――そして、今もまた然り。







あたしは市松人形発言と鼻毛発言両方の恨みを込めて、みんなにばれないように蓮見を睨んだ。





ついでに、テーブルの下であぐらをかいている蓮見のスネに、思いきり蹴りをかましてやった。







「った!! なにすんだよバカ清水!! 凶暴女!!」







蓮見が袋に入ったままのおしぼりで、あたしの頭をぽかりと叩いた。








「いったぁ!! 女の子に何すんのよサイテー!!」







「お前が女の子ってガラか!! ってか、お前が先に攻撃してきたんだろーが!!」







「あんたがあたしの気分を害したのが悪いっ!!」







「はぁ? 俺がいつそんなことしたよ??」







「なんだってぇ!?」