「………え、だめ?」
「だめに決まってんだろ!」
蓮見は鍋の素をつかんでいるあたしの手の甲をぴしゃりと叩いた。
「なんで!?」
「お前なぁ、俺が久々に手料理食いたくなったからわざわざ頼んだってのに、なんて出来合いのもんなんか使うんだよ!」
「はぁっ!?」
なにその自己中すぎる理論は!!
あたしが驚いて言葉も出ないでいると。
「鍋なんて、野菜と肉切って煮込むだけだろーが!!
せめて味つけくらい自分でやれよ!
俺はなぁ、手料理が食いたいんだよ!!
既製品の味なんて飽き飽きしてんだ!」
………なにそれ!!
作ってもらう立場のくせに、どんだけワガママなのよーっ!!
「だめに決まってんだろ!」
蓮見は鍋の素をつかんでいるあたしの手の甲をぴしゃりと叩いた。
「なんで!?」
「お前なぁ、俺が久々に手料理食いたくなったからわざわざ頼んだってのに、なんて出来合いのもんなんか使うんだよ!」
「はぁっ!?」
なにその自己中すぎる理論は!!
あたしが驚いて言葉も出ないでいると。
「鍋なんて、野菜と肉切って煮込むだけだろーが!!
せめて味つけくらい自分でやれよ!
俺はなぁ、手料理が食いたいんだよ!!
既製品の味なんて飽き飽きしてんだ!」
………なにそれ!!
作ってもらう立場のくせに、どんだけワガママなのよーっ!!