「えっ、は、蓮見くん、今からまた仕事するの!?」







「そうですけど、何か?

今日中にやっちゃいたい仕事残して来てるんで」







「えーっ、さすが仕事の鬼!!」







「清水さんも?」







「手伝わせてやるんだよ。な、清水」







「……………」







「俺の仕事手伝えるなんて、光栄だろ?」







みんなの憐憫の視線が、あたしに集中している。





あたしはまだ驚きから抜け出せないまま、ずるずると蓮見に引きずられて店を出た。