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とにかく何事に対しても、どう考えたってめんどくさがってはいけない事柄に対しても、めんどくさいと答えてしまうのが分かったのは6日目。
その日の夜は研究室の飲み会が予定されていて、幹事のあたしは朝一番、南くんに声をかけた。
「今日の飲み会、参加するよね?」
すると南くん、
「めんどくさいから行きません」
とのたまった。
「………南くんの歓迎会だよ!?」
「でもめんどくさいから」
「飲ミニケーションって言葉を知らんのか!みんなと親睦を深めるチャンス!」
「え、いいです、めんどくさいから」
「馬鹿!来なさい!先輩命令!」
まだ知り合って間もないし、とこれまで遠慮していたあたしだけど、とうとう堪忍袋の緒が切れた。
あたしは時間になると南くんの首根っこをつかみ、飲み会の会場へと強制連行した。
レッツ・飲ミニケーション!!