ーーーなんなの、こいつ!!



ほんとデリカシーない!!


無神経男!!




「~~~~~あんた、ほんっと最低!!」




あたしが怒りをぶつけると、蓮見はふふん、と笑った。




「最低でけっこう。

お前に好かれたいなんて、俺はこれっぽっちも思ってねえからな。

痛くも痒くもねえよ」




「あんた、どんだけ人から恨み買ったら気がすむの!?」




「恨みを買うつもりなんて毛頭ないぞ。

俺は事実を述べてるだけだ。

ま、逆恨みはされてるかもしれないけどな」




「あんた絶対、刺されて死ぬタイプだよ!!

常に背後に気をつけて生きることをおすすめします!!」




あたしはご親切にも忠告してあげた。