「ったくあんたってやつは。

自分の体調も分かんないわけ?

さっさと休んでれば、こんなにひどくならなかっただろうに」






「…………」






蓮見は黙っている。



こんなにおとなしい蓮見は初めてだ。





いちおう、自分なりに反省してるんだろうか?






「………まぁ、過ぎたこと考えても仕方ないしね。

ほら、さっさと薬飲んで、ベッド行って寝なさい」






「ん………」






蓮見は素直にあたしの言葉に従った。