「こら、そこの鬼畜!!

福島くんにお昼ご飯食べさせないつもり?


それはあんまりだよ!!

お腹空いてたら仕事の効率も下がるってもんでしょーが!!」







一気にまくし立てると、蓮見が「あぁ?」とゆっくり顔を上げた。





こめかみのあたりに手を当て、苛立たしげに目を細めてあたしを見上げてくる。







「………なんだって?」







「だから、ご飯食べる時間くらいは確保してやってよ、ってこと!!」







「あぁ………なんだ、もう昼か」







蓮見は腕時計に目を落とし、ぼんやりと呟いた。