「だって………記念日なのに、なんの連絡もくれないし」
「知らねえよ……。そんなん、いちいち気にしてられるか」
「なにそれ! まーくんて、ほんと冷たい」
ーーーぅわぉ!!
ま、ま、『まーくん』!?
蓮見の下の名前は、『守』。
だから、『まーくん』というのは分かるけど。
………蓮見のイメージに合わなすぎる!!
てゆーか、恋人同士の呼び方とか、なんか他人のプライベートな場面を覗き見ちゃった気がして……。
こんなの聞いちゃったら、気まずくて出るに出られない!!
あたしは結局、二人の話が終わるまで、息を殺して待つことに決めた。
「知らねえよ……。そんなん、いちいち気にしてられるか」
「なにそれ! まーくんて、ほんと冷たい」
ーーーぅわぉ!!
ま、ま、『まーくん』!?
蓮見の下の名前は、『守』。
だから、『まーくん』というのは分かるけど。
………蓮見のイメージに合わなすぎる!!
てゆーか、恋人同士の呼び方とか、なんか他人のプライベートな場面を覗き見ちゃった気がして……。
こんなの聞いちゃったら、気まずくて出るに出られない!!
あたしは結局、二人の話が終わるまで、息を殺して待つことに決めた。