食事を終えて箸を置き、あたしは改めて吾郎を見る。
「なに、どしたの朋ちゃん」
「………ね、吾郎。話があるんだけど」
「ん? あ、洗いもんしちゃうから、あとでいい?」
「あ、うん………」
「朋ちゃんは休んでて」
「あ、ありがと」
吾郎は食器を持って、すたすたとキッチンに入った。
せっかくなので、この間に言い方を考えよう。
『………吾郎、浮気してるでしょ!!』
うーん、いきなりこれは変か。
『最近、財布のお札がすぐ消えるんだけど、吾郎なにか知らない?』
しらじらしいか………。
『実はね、昨日、吾郎のケータイ見ちゃったんだよね』
い、言えない………。
「なに、どしたの朋ちゃん」
「………ね、吾郎。話があるんだけど」
「ん? あ、洗いもんしちゃうから、あとでいい?」
「あ、うん………」
「朋ちゃんは休んでて」
「あ、ありがと」
吾郎は食器を持って、すたすたとキッチンに入った。
せっかくなので、この間に言い方を考えよう。
『………吾郎、浮気してるでしょ!!』
うーん、いきなりこれは変か。
『最近、財布のお札がすぐ消えるんだけど、吾郎なにか知らない?』
しらじらしいか………。
『実はね、昨日、吾郎のケータイ見ちゃったんだよね』
い、言えない………。