ラインのアプリを開く。
トークの一覧画面で一番上に来ていたのは、『ミキちゃん』の名前。
あたしは震える指で、その名前をタップした。
画面が開く瞬間、心臓がぎゅっと絞られたような気がした。
目に飛び込んできたのは、『ミキちゃん』が送った《今日はありがと》、《めっちゃ楽しかった》というメッセージ。
そして、《こちらこそ♪》という吾郎の返信。
あたしは頭が真っ白なまま。上のほうにスクロールした。
今日の日付の中で、いちばん最初のやりとりに辿り着く。
ミキ《きょうヒマー》
ミキ《まぢヒマすぎ》
ミキ《しんぢゃう》
ゴロー《あそぶ?》
ミキ《でもミキお金なーい》
ミキ《まぢ金欠!》
ゴロー《臨時収入げっと♪》
ゴロー《あそぼ♡》
トークの一覧画面で一番上に来ていたのは、『ミキちゃん』の名前。
あたしは震える指で、その名前をタップした。
画面が開く瞬間、心臓がぎゅっと絞られたような気がした。
目に飛び込んできたのは、『ミキちゃん』が送った《今日はありがと》、《めっちゃ楽しかった》というメッセージ。
そして、《こちらこそ♪》という吾郎の返信。
あたしは頭が真っ白なまま。上のほうにスクロールした。
今日の日付の中で、いちばん最初のやりとりに辿り着く。
ミキ《きょうヒマー》
ミキ《まぢヒマすぎ》
ミキ《しんぢゃう》
ゴロー《あそぶ?》
ミキ《でもミキお金なーい》
ミキ《まぢ金欠!》
ゴロー《臨時収入げっと♪》
ゴロー《あそぼ♡》