あたしは我慢ならず、デスクからがばっと立ちあがった。



「……言っとくけどねぇ!!」


「なんだ、言い訳があるなら言ってみろ!!」



目に怒りをこめて睨みあげると、蓮見は胸を張り、威圧的な態度であたしを見下ろしてくる。



………くっそー!!


ちょっとばかし背が高いと思って、いちいち腹立つヤツだ!!



「言い訳じゃないっつーの!!

正当な理由ですから!!」



「ほーう? どれどれ、聞いてやろうか」



「あんたが!! 昨日いきなり仕事振ってきたのが悪いんでしょーがっ!!

しかも夜の10時になって!!」



「なんだよ、時間が遅かったから適当に作ったとでも言いたいのかぁ?」



うわっ、なにその言い方!!!


めっちゃ腹立つんですけどっ!!??