「もしかして性格!? ……ないない、女神のような私が、性格ブスなわけないじゃん」


ハハッと笑いながら雑誌を叩き、それを元あった場所に戻した時、私はパシッと頭を叩かれた。


「あいたっ! 誰よ、私が何したって……あ!」


頭をさすりながら振り返ってみると、そこに立っていたのは……。











「あ! じゃねぇよ。お前何恥ずかしい事を口走ってんだよ」


呆れたような表情を浮かべて私を見る、高広さんがそこにいたのだ。


「あれっ!? 高広さんじゃない! こっちに戻ってきてたんだ?」


「おう、昨日の夜からな。他の奴らも帰って来てるはずだけど、連絡なかったか?」


なにそれ聞いてない! 私だけ仲間はずれなの!?


慌てて携帯電話を取り出して確認すると、メールが2件と着信履歴が。


どれも21時以降のもので、私がカラダ探しをさせられていた時間だ。


そりゃあ……気付かないよね。


「あー……私寝てたわ。それより明日香さんとはどうなのよ? 近くに住んでるんでしょ? 一緒に帰って来なかったの?」


他の奴らってのは、たぶん明日香さん、翔太さん、理恵さんの事だろう。







つまり……?


今日は皆集まってパーティじゃん!