警察の事情聴取が終わったのは、夜の9時を過ぎたころだった。
警察署から外に出ると、すっかり日は暮れて夜の景色。
「最悪・・・」
疲労感がハンパない。
頭がぼんやりしている。
「聞いたか」
突然、後ろから声をかけられて、
「キャッ」
私は悲鳴をあげた。
振り返ると、ふてくされた顔の健治が立っていた。
「榊原君・・・」
「俺も今終わったとこ。それより、和田のやつ、死んだって?」
警察署から外に出ると、すっかり日は暮れて夜の景色。
「最悪・・・」
疲労感がハンパない。
頭がぼんやりしている。
「聞いたか」
突然、後ろから声をかけられて、
「キャッ」
私は悲鳴をあげた。
振り返ると、ふてくされた顔の健治が立っていた。
「榊原君・・・」
「俺も今終わったとこ。それより、和田のやつ、死んだって?」