「なにが呪いよ。みんなしっかりして。守は1年前に死んだんだよ?まさか、みんなあの転校生のこと信じちゃってたりするわけ?」
みんなが近くの人と顔を見合わせている。
亜矢音はさらに声を大きくしてつづけた。
「だいたい、あの守があたしたちに呪いをかける勇気なんてあると思う?あの守だよ?いっつも泣いてばかりで弱虫のさ」
小さな笑い声が起きる。
みんなの表情がゆるむのを亜矢音は満足そうに微笑んで確認した。
「そうだよ。呪いなんてあるわけないじゃん。あはは、ウケる~」
隣の知佳が便乗して笑う。
・・・さっきまで半分信じてたくせに。
みんなが近くの人と顔を見合わせている。
亜矢音はさらに声を大きくしてつづけた。
「だいたい、あの守があたしたちに呪いをかける勇気なんてあると思う?あの守だよ?いっつも泣いてばかりで弱虫のさ」
小さな笑い声が起きる。
みんなの表情がゆるむのを亜矢音は満足そうに微笑んで確認した。
「そうだよ。呪いなんてあるわけないじゃん。あはは、ウケる~」
隣の知佳が便乗して笑う。
・・・さっきまで半分信じてたくせに。