この世界が終わる前に100年越しの恋をする

作品あらすじ

天才科学者の父を持つ陽彩は、余命三カ月と告げられ、無気力な日々を送っていた。そんな彼女の前に現れたのは、百年先の未来から来たという青年・楓馬。「君の運命を変えられるかもしれない」という彼の言葉を信じ協力する陽彩だが、楓馬は機械の体を持つ人造人間だった。しかも陽彩の病が未来に大きな影響を及ぼすと知る。共に未来を変えるため奮闘する中、陽彩は、次第に彼に惹かれていく。しかし、目的達成と共に陽彩の命は尽きる運命だと知り――。感動の結末、未来を変えた二人が迎える奇跡のラストとは?

作者コメント

こんにちは、櫻井千姫です。この度スターツ出版文庫から2年ぶりに新作を出すことになりました。余命宣告された16歳の陽彩の元に、未来人の楓馬がやってくるというちょっと変わった設定のお話になります。はたして陽彩は、楓馬によって悲しい運命を変えることができるのでしょうか。どうか陽彩と楓馬の壮大なスケールのラブストーリーを、見守っていただけると嬉しいです。

~PROFILE~
櫻井千姫(さくらいちひめ)

神奈川県在住。2008年『天国までの49日間』が第5回日本ケータイ小説大賞にて応募総数 9,116作の中から大賞を受賞し、作家デビュー。著作に『70年分の夏を君に捧ぐ』『100回目の空の下、君とあの海で』(すべてスターツ出版)、『君の瞳に私が映らなくても』(集英社)などがある。生きることの尊さと儚さ、壮絶さを描いた作品にファンが多い。

書籍情報

2025年2月28日発売

世界なんて終わればいい――そう思ってたのに

『この世界が終わる前に100年越しの恋をする』

櫻井千姫/著

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