君がくれた物語は、いつか星空に輝く

作品あらすじ

内気な高校生活を送る悠花は、昔から恋愛小説が好き。特に『パラドックスな恋』という作品は何度も読むほど。ある日、小説の登場人物であるはずの大雅が同じクラスに転入してくる。さらに小説と同じ展開が次々と起こって――。夢にまで見た展開に驚く悠花だったが、小説の通りに進んでいくとしたら、大雅は『雨星が降る日』に事故死をする展開だと気づく。小説のストーリー通りの運命を変えようと、悠花は奔走するが……。

作者コメント

こんにちは、いぬじゅんです。この作品は、『もしも、大好きな小説の展開と同じことが起きたら』という物語です。大元になる短編小説と、長編小説がひとつになっています。小説のヒロインにあこがれ続ける主人公ですが、自分の言動で少しずつ物語が変わっていきます。戸惑いながらも自分らしく困難に立ち向かう主人公を一緒に応援してもらえるとうれしいです。読み終わったあと、つい空を眺めたくなるような物語です。

~PROFILE~
いぬじゅん

奈良県出身、静岡県浜松市在住。2014年『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し書籍化。2019年フジテレビFOD、地上波にて連続ドラマ化。2021年一迅社からコミカライズ、上巻が絶賛発売中(REXコミックス)。『奈良まちはじまり朝ごはん』、『今夜、きみの声が聴こえる』など人気作を次々に刊行(すべてスターツ出版)。他社最新作に『この恋が、かなうなら』(集英社オレンジ文庫)がある。

書籍情報

2022年8月26日発売

スターツ出版文庫から書籍化!!

『君がくれた物語は、いつか星空に輝く』

いぬじゅん/著

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