仁科くんが死んだ「らしい」

作品あらすじ

爽やかで、かっこよくて、人気者・仁科翼が失踪した「らしい」。一向に姿を現さない仁科に、学校では、「もう死んでる『かもしれない』」なんて噂が広まっていた。そんな最中、密かに仁科に思いを寄せていた絢莉のもとに一通のメッセージが届いた。差出人は仁科翼――。


「ただ、好きな自分で生きるための選択だったんだ」


絢莉に想いを寄せる親友・モモコ、ただの同級生・チハル、仁科のことが大嫌いなバイト仲間・セキ、SNSに仁科の写真を彼氏と偽ってアップしていたヨシノ、双子の兄と比べられることを嫌っていた弟・アラタ。仁科翼が死んだ「かもしれない」という噂は、18歳の高校生たちに変化をもたらしていく――。


「私は信じてたよ。――仁科くんは絶対生きてるって」


自分らしく生きる勇気を貰える青春小説。

作者コメント

誰にも言えなかった本音も、消えてしまいたいと願った夜も、変われないままの自分も、いつか、どこかの未来で、それらが全部愛しく思えるようになれたらと、そんなことを思いながら書きました。生きづらさを抱えた七人の高校生たちの不器用でまっすぐな青春を、最後まで見守っていただけたらうれしいです。

~PROFILE~

宮城県在住。夜更かしが苦手。きみの物語が、誰かを変える。小説大賞で「きみと真夜中をぬけて」(原題:「余映はあえか」)が大賞を受賞し、書籍化。

書籍情報

2023年5月28日発売

スターツ出版文庫から書籍化!!

『きみとこの世界をぬけだして』

雨/著

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