映画『花緑青が明ける日に』で主演を務める萩原利久さん、古川琴音さんに特別インタビュー!

映画の見どころなどをお伺いしました。

お二人とも、今回初めてアニメ声優としてオファーを受けられたと思いますが、その時の感想や、役を演じる上で意識した点について教えてください。

萩原:初めてでしたので、リップを合わせるとか、一つ一つすべてですね。勝手もなにもかも違うので、普段やっている現場とはスタートから最後まで、台本の書かれ方も違いました。初めて映画に出るような、そういう部分を感じていました。いつか機会があったら挑戦してみたいとは思っていたので、その機会をいただけたことはすごく嬉しかったです。「やらない」という選択肢は持ってなかったと思います。挑戦してみたいという気持ちが純粋にありました。

古川:お芝居している時に声が印象的だと言われることが多かったんです。なので声優はいつかやりたいなとずっと思っていました。お話がきた時は「やっときた!」みたいな気持ちがありました。

物語のカギとなる「シュハリ」について、映画では鮮やかなアニメーションで描かれていました。「シュハリ」を観た感想や印象を教えてください。

古川:ずっと楽しみにしていたんです。アフレコの時はまだ線描だけで色がついているシーンがあまりなかったので。「シュハリ」という花火は一体どんな花火なんだろうというのは本編を観るまでわからなかったんです。実際「シュハリ」が上がった時、私は泣いちゃいました。はっと思って。その綺麗さに圧倒されました。

萩原:自分も収録段階ではまだ色がなかったので、すごく楽しみにしていたのもありますし。僕は一回目をスクリーンで観れなかったので、スマホで観たんです。

古川:もったいない!(笑)

荻原:もったいないスタートでした。二回目に観られたのがベルリン国際映画祭だったので、大きいスクリーンで観ると全然違いましたね。「シュハリ」一つで劇場で観る価値があるなと思いました。もちろん他のところもそうですが、「シュハリ」が持つパワーは実体験として、やっぱり小さい画面ではなく大きい画面で観てほしいなと思います。

古川:ぜひ、劇場で!

萩原:そうですね。よりそう思いました。

「シュハリ」の他にも特に注目してほしいシーンなどありますか

古川:たくさんあります!三人の関係性!三人が集まる帯刀煙火店がとても面白い造りの家で、その中で昔の話をするんです。そこのシーンが私はすごく好きで。少し生活感もあるし、三人ならではの空気感というのかな。それがすごく素敵だなと。

萩原:全体的に僕が感じたのは、花火に限らず、今話されていた家もそうですし、口で説明するのは難しいんですが、実際にアニメーションで観て楽しめる部分がすごく多いのかなと。動きとか表情だったり、アニメーションならではの部分もあると思いますし、四宮さんが描くものならではの世界観なので。観た人にしか伝わらないものだったり、その人その人で楽しさを見つけられる、隠れた描写もいっぱいあると思います。

古川:私一つ思い出しました!チッチ(萩原利久さんが演じる帯刀敬太郎の兄・千太郎)が酔っ払って幻覚を見るところ。あそこのシーンは他のシーンと少し毛色が変わっているので。

萩原:確かに!全然違いますね。

古川:面白いですよね、コミカルで。

映画のみどころを一言で教えてください。

萩原:一言ならもう「花火」です。やっぱり劇場の大きいスクリーンで観ていただくものに勝るものはないなと思います。

古川:一言で言うなら「ただのアニメ映画ではない」ですね。もちろん絵の繊細さだったり、花火の美しさというものはあるけれど、考えを巡らせることが出来る作品だと自分は感じました。絵の細部にしても、セリフにしても、監督の考えがすごく散りばめられた作品なので、何度も観ていただきたいなと思います。

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