木下新さんの作品一覧

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幼少期からの過剰な記憶力と、北欧系の血を引く端正な容容姿ゆえに周囲から浮き、人間関係のトラウマを抱えて生きる十王聖那(じゅうおうせな)。 彼が入学したヤマ高で出会ったのは、ミケランジェロのダビデ像を彷彿とさせる超絶美形にして、毒舌で天才の神峰亜希(かみねあき)だった。 顔を合わせれば皮肉を言い合うふたり。 しかし、満員電車で密かに聖那を痴漢から守っていた亜希の無骨な優しさに触れ、聖那は彼を「友達第一号」として心から信頼するようになる。 周囲からはふたりの容姿を讃える二大党派や、彼らをカップル視する二次創作勢力「アキセナ党」が結成される中、過去の傷から傷つけ合わない距離感(友情を超えた感情を抱かない)を保とうと「友達協定」を結ぶふたり。 だが、天然な甘えを見せる聖那と、世話焼きで甲斐甲斐しく彼に寄り添う亜希の距離は、当人たちのあずかり知らぬところで急速に縮まっていった。 平穏で愛おしい日常が続いていくと信じていた聖那。 しかし新学期、モテるはずの亜希が長く独身貴族を貫いていることに気付いた聖那は、自分の存在が亜希の恋愛の足枷になっているのではと考え、「オレは彼女を作る」と宣言する。 それにより、脆い均衡は一気に崩壊する。 いつも淡々としていた亜希がみせた、溢れ出す狂気と執着。 「この想いが知られなければいいと思ってた」「でも聖那が他のやつのものになるなんて、許さない」 放課後の誰もいない教室で、突如押し倒され、荒々しく奪われる唇。「友達協定」の破棄を告げる亜希の涙とともに、ふたりの関係は音を立てて破綻する。 本当は亜希が自分に向ける真剣な眼差しが好きだった。壊れてしまった関係に絶望しながらも、聖那は「亜希を失いたくない」という自分の本当の想いと向き合い始める。 歩み寄ろうとする聖那に、亜希が告げた覚悟。 「待つよ。でも『友達』止まりは終わりだ」 信号機になぞらえて深まっていく、ふたりの距離。「赤(止まれ)」から「黄色(注意して進め)」へと変わった関係のなかで、隠さなくなった亜希の激しい情熱と独占欲に、聖那は戸惑いながらも甘い恋の渦中へと呑み込まれていく。 すれ違い、嫉妬、そして「亜希の幼馴染の存在」に揺れ動きながら、ふたりが選ぶ未来とは――。 天才と天才、皮肉屋と皮肉屋。美しくも不器用なふたりが手繰り寄せる、甘く切ない青春ラブストーリー。
ラララ 【BL】
木下新/著

総文字数/30,610

BL8ページ

第4回ずっと見守りたい♡BL短編コンテストエントリー中
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二十歳の沢入薫は、ミュージシャンを夢見てレコード会社の養成所に通う短大生。才能がないのではと悩む彼の前に、八年ぶりに幼なじみの椎木秀一郎が現れる。聖倫大学に通う秀は、昔と変わらぬ美しい容貌と生真面目な性格のまま。 しかし秀には秘密があって――。
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