雨過 梯さんの作品一覧

あの橋の下の暗がりで、『今』に続く君を思う

総文字数/8,664

青春・恋愛10ページ

「17歳の“正解”」小説大賞 byスターツ出版文庫エントリー中
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『止まない雨はない』——そんなことを言う人は、傘を持たずに雨の中を歩いたことがあるのだろうか。 『明けない夜はない』——そんなことを言う人は、今日も明るい昼を歩いているのだろう。 土砂降りの中に隠れて安心する私は、ここからどこへ行けばいいのか。 朝を楽しみにできない私は、それでも朝へ向かって歩かなければならないのか。 死んでいないから生きているだけの私と、生きるために死にに行く彼——強がりばかりの私たちは、どうしたってエモくなれない。
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