キャベツさんの作品一覧

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都市計画に携わっていたレント・アシュベルがたどり着いたのは、眠り続ける巨獣の背中だった。彼にだけ使えるのは、巨獣の夢へ入り、そこにある景色の一部を現実へ引き出す力。だが、夢は選べず、一度現れた泉や森を都合よく消すこともできない。 最初の泉を巡って、巨獣を守る祭守セラフィナと対立したレントは、謎の毛むくじゃらな小獣とも出会う。水は飲めるのか。食べ物は足りるのか。呼吸で揺れる背中に、どうすれば安全な家を建てられるのか。失敗し、止められ、相談しながら、彼らは動かせる住居、牧場、工房、交易の仕組みを少しずつ形にしていく。 これは、一人の理想を押しつける町ではない。嫌なら止められ、役割を選び直せて、巨獣の変化に合わせて暮らしも作り直せる町。いつか眠る巨獣が身じろぎするその日まで、仲間たちと居場所を育てる共同体スローライフ。
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