白雨午後さんの作品一覧

魔法はわたしの、鏡の中に

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——「……魔法の、鏡、なの」 美人薄命。 物語の中の絵空事だったその言葉が、仁乃のすぐ隣へ降りかかった。 たったひとりの家族だった姉、初衣。 そのひとは、あまりにも早く。 ただ、古い手鏡を遺していった。 涙色の視界の中で、仁乃はその鏡を覗き込む——。
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