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羊(ヨウ)
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世界の重さは1.4㎏ ※なお、この作品の主人公は“悪い子”です

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スタ文創刊10周年企画「読むだけじゃない読書体験」小説コンテストエントリー中
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【体験タイトル】 「意識と知性が溶け落ちる恐怖」を視覚で体験。 文字が崩れ、私が消える。「自我の喪失」を視覚で味わうグラデーション読書。 【あらすじ】 死んでから、世界が消えるまでの6時間。 “私”は、“あなた”に殺される夢を見る。 *…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..* 最新の脳科学によると、心肺停止後も、脳細胞が死滅し切るまでの間、ヒトは意識を保ち続ける可能性があるという。 その猶予時間は、およそ6時間。 16歳で唐突に命を奪われた少女・小宮涼子。彼女の意識もまた、暗闇の中で鮮明に覚醒していた。 残されたのは、わずか1.4kgの脳みそ(思考)だけの世界。 涼子はその中で、かつて「神童」を演じていた自分。そして、悪意の共犯者だった友人との記憶を回想し、自身の死の真相を探ろうとする。 しかし、6時間のタイムリミットが近づくにつれて脳細胞は死滅していく。時間経過にしたがい、研ぎ澄まされていた思考力は低下し、涼子の知性は、ゆっくりと退行していく。 完璧だった「嘘」の論理と「知性」が崩れ、文字がひらがなへと溶け落ちていく中で、最後に残った思いとは――? 【引用・参考文献】 ・日集中医誌「法的脳死判定マニュアル2024 令和6年度厚生労働科学研究費補助金(移植医療基盤整備研究事業) 「臓器提供に係る医療者教育に資する研究」法的脳死判定マニュアル改訂班」(https://www.jotnw.or.jp/files/news1/2024/noushi-hantei2024.pdf)

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