プロフィール

月野麗
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ども!!
月野麗(つきのうらら)です!!
JKで、学校まで往復4時間かかってました(笑)一昨年の5月に引っ越して、今は平和です!
更新が遅くなるかもですが、書籍化目指して頑張ります★
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作品一覧

ねぇ、「好きだ」って言ってみて?
月野麗/著

総文字数/3,962

青春・恋愛1ページ

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ねぇ、あなたはなんで泣くの? 私は、悲しいからだよーーーーーーーーー *表の顔* 「えー?才色兼備って感じの人、かな?優しいし!男いないなら狙うわ~w」 「えっと、王子様は、カッコよくてっ…!文武両道で、とっても凄いんです!」 *裏の顔* 「大っ嫌い!誰も本当の私を愛さない…そんな人なんか信じない…!」 「人は道具。俺の努力などあいつらは見ない…だから俺も無視する…!」 私と彼には、共通点があった。 一つ、人を信じないこと。 誰も“自分自身”を見てくれないから。 二つ、それなりにいろいろなところで努力してきたこと。 三つ、体が弱いこと。 でも、私はそれを認めず長距離をして、体を壊した。 四つ、異性の扱いには慣れていたこと。彼は女子をよく口説いていた。 ーーー私は口説いたりしていたわけではなく、同性から嫌われていたんだ。 ーーーーーー五つ、歌が大好きだったことーーーー 私は彼が嫌いだ。 物語の主人公のような性格を演じる彼。 本当はそんな人じゃないのに。 男としてのプライドはないのだろうか。 おそらく彼も私が嫌いだ。 初めて会った日の会話はどこへやら、全く関わろうとしない。 でも、そんな彼と再び関わるきっかけは、本当に突然だった…。 「あら、間抜けな顔してるわね。あ、日本語分かる?英語か中国語がいい?」 生徒会本部役員 国立シエル学園中等部 2年 神崎美鈴(かんざきみれい)                 × 「残念、俺は顔で止まらず中身も間抜けでね?話の要件すらわからないんだよw」 学園のアイドル 国立シエル学園中等部 2年 星野光(ほしのひかる) 「ーー空の向こう いる君には届かないけど ああ 好きで好きでーー」 “あの人”の好きな歌を“あの人”のために歌う。 ふと、私の歌を聞いていた彼が口を開いた。 「そうじゃないだろ」 お前はあいつのことを憎んでいるはずだ、と続ける彼。 ーーー私が心の奥底で考えていることなんて、わかるはずがない。 「「わかるはずがない、他人なんかに」」 ーーーーこれは 人を信じないと誓った二人が あがき、血のにじむ努力をして 様々なことと出会い、そして別れ、 “自分自身”について考えて行くお話。

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