メニュー
探す
ランキング
書籍
コミック
コンテスト
作家デビュー
新規会員登録
ノベマ!とは
探す
小説を探す
新着更新
新着いいね!
新着完結
新着レビュー
編集部オススメ小説
ジャンル別小説一覧
ランキング
総合
ファンタジー
恋愛ファンタジー
異世界ファンタジー
現代ファンタジー
あやかし・和風ファンタジー
後宮ファンタジー
青春・恋愛
ヒューマンドラマ
ミステリー
書籍
発売中の本を探す
発売予定一覧
書籍化作家一覧
コミック
comic グラスト
メディア
映画化された作品情報
コンテスト
コンテスト一覧
第53回キャラクター短編小説コンテスト「デスゲーム × 〇〇」
モキュメンタリーホラー小説コンテスト
第52回キャラクター短編小説コンテスト「和風恋愛ファンタジー × 〇〇」
第9回スターツ出版文庫大賞【”アンチ青春”エンタメ部門】
第9回スターツ出版文庫大賞
関連サイト
野いちご
女性に人気の小説を読むなら ベリーズカフェ
東京女性のための情報サイト OZmall
ヘルプ
利用規約
掲載ガイドライン
個人情報保護方針
運営方針
企業情報
スターツ出版文庫
はこちら
ログイン
新規会員登録
トップ
日之影ソラさんのプロフィール
作品一覧
日之影ソラさんの作品一覧
書籍化作品
コミック掲載中
【9/10コミカライズ】ナナイロ雷術師の英雄譚―すべてを失った俺、雷魔術を極めて最強へと至るー
日之影ソラ
/著
総文字数/232,496
異世界ファンタジー
100ページ
45
#異世界
#男主人公
#冒険
#魔術
#学園ファンタジー
#成長
#師弟
#落ちこぼれ
#雷属性
#主人公最強
表紙を見る
産声が聞こえた。 不思議なことに、その声は自分自身の意識にも強く残っている。 喜んでいるのは両親だろうか? 未発達の視界ではボヤけてよく見えないけど、とても嬉しそうに笑っているのは伝わる。 「見たか今の!」 「ええ、間違いないわ」 「赤ん坊でこれ程の魔力を持って生まれるとは! この子は間違いなく神童になる。いや、もしかすると我が一族から百年ぶりに『|聖域者《パラディン》』となれる逸材だ!」 赤ん坊の名前はリンテンス。 由緒正しき魔術師の名門、エメロード家の次男として爆誕。 その五年後。 両親の期待に応えるように成長し、神童と呼ばれるようになった。 「リンテンス! 次は炎の魔術だ!」 「はい!」 心臓と同じ高さ、場所は逆。 右胸を起点にして、生成された魔力を循環させる。 循環させた魔力は、術式を介すことで様々な効果を発揮する。 例えばこんな風に―― 「炎の檻よ」 燃え盛る炎を生成し、縦横を重ねた檻を形作る。 攻撃と拘束、二つの意味を持つ魔術。 「どうですか? 父上」 タラっと汗を流す父上。 ニコリと笑い、俺に言う。 「完璧だ、リンテンス」 「ありがとうございます!」 五歳になった俺は、父の指導のもと魔術の訓練に勤しんでいた。 初めて魔術を使ったのは三歳の頃。 文字の読み書きや一般教養を習うついでに魔術の基礎を学び、こっそり独学で実践訓練をしていたら、父上にバレてしまった。 怒られたとかはなくて、むしろものすごく褒められた。 三歳で魔術が使えた者など、歴史に名を遺す偉大な魔術師たちでも僅かしかいない。 この頃からだったと思う。 俺、リンテンス・エメロードが神童と呼ばれるようになったのは。 さらに月日は流れ――
作品を読む
プロフィールに戻る
pagetop