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ジンジャーエール | 対象 タイトル, キーワード, 作家名

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ジンジャーエールみたいな初恋

総文字数/6,977

青春・恋愛1ページ

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初恋の味は少し甘くて辛くて――ジンジャーエールの味がした。 小学生時代に転校してきた翔我(しょうが)君。 黒沢瑠香は、片親家庭で、ネグレクトの被害を受けていた。食事のお金も足りない日々だった。 翔我の家はお金持ちだが、両親とも仕事で忙しく、孤独な日々を過ごしていた。 いつも翔我はジンジャーエールを飲んでいた。 一緒に飲んだ、少し苦くて甘い味。 二人は1年半ほど同級生として同じ小学校に通っていたが、大震災が起こり、瑠香の母親は津波で行方不明。瑠香は施設に行くことになり、突然の転校だった。 その後、翔我も引っ越してしまい音信不通に。 高校生になると、二人は偶然同じクラスメイトとして再会する。 両親が離婚して引っ越したという翔我はジンジャーと名乗る。 金髪で派手なカリスマ性のあるイケメンになったジンジャー。地味なままの瑠香はあの時の、気持ちを伝える。 震災の時の停電と余震と水道が止まってしまった不安を共有した夜。 今、これからのために就きたいと思っている仕事。 あのとき、あなたがいなかったら今の自分はいないという感謝の気持ち。 二人の想いが時を経て交錯する。 花火大会に行くことになった。母の死は悲しくなかった。でも、翔我の勧めで、母親のために、はじめて灯篭流しをする瑠香。 はじめて母親への想いに向き合う瑠香。 二人の初恋のゆくえは――
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