子供は親を選べません 親戚だって選べません 諦めるしかないのです 理不尽さに憤死するほど憤った末 小説のネタにしてやりました 現実は、こんなコメディタッチじゃない まさに地獄絵図で、そりゃ病むわ でも、今は幸せだから心配しないで 登場人物一覧 加美　學 焼け跡世代 空気が読めない嫌われ爺さん、酒乱で家族に暴力暴言の嵐 メイコに逆襲され、警察に通報する卑怯な面もある 加美　志津子 焼け跡世代 チョモランマより高いプライドと自己愛の塊 嫉妬妄想、虚言癖だらけのパラノイア 加美　メイコ ミレニアル世代、加美家の次女 家族の虐待に耐え続けてきたが、のちに大爆発し、狂暴化 この物語の狂言回し役 石瀬　エリコ バブル世代、加美家の長女(旧姓は加美) 要領がよく、うまいこと毒親から逃げおおせる しかし、死ぬほど嫌いな母・志津子に似てきた模様 沢村　金彦 和子の夫、団塊の世代 モラル皆無かつ家父長制で妻子を支配 香典の件で、一族に大波乱を巻き起こした張本人 沢村　和子 志津子の妹(故人)、団塊の世代 生前、優しい人だった 高道　未子 メイコの祖母(志津子らの母)大正世代 この物語で唯一の良心 高道　公子 志津子の姉、昭和一桁世代 新興宗教の狂信者 メイコを騙して入信させるが⋯⋯ 岩沼　次男 公子の内縁の夫、昭和一桁世代 助平で口も悪く、皆から煙たがられている しかし、本人は無自覚で、のちに甥姪から絶縁される

あの夜、私は初めて自分を受け入れられたのかもしれない