世界の終わり、君と誓った3つの約束

作品あらすじ

地球温暖化が進み、一年中暑い日が続く2050年の日本――。夢を絶たれ、本音を隠すようになった雪音は、ある日教室で「あと1か月で地球が滅亡する」と記されたクラスメイトの冬吏のノートを見てしまう。最初は戸惑うも、真っ直ぐに皆を救おうとする彼の姿に、自分も残りの時間を大切に生きようと決意する。そしてある3つの約束を冬吏と誓うが…。しかし、最後の約束を果たそうとした矢先、残酷な運命がふたりを襲い――。世界が終わる瞬間まで諦めないふたりのたった1か月の恋を描く青春感動作!

作者コメント

こんにちは、いぬじゅんです。おかげさまで、デビューして11年が経ちます。

いつも応援してくださりありがとうございます。

この物語は、無意識に笑顔の仮面をつけてしまう主人公が、一カ月後に世界が終わることを知ってしまうことからはじまります。

家族のこと、友だちのこと、気になる人のこと。

タイムリミットが迫るなか、主人公が仮面をぬぐい捨て、自信がなくとも行動に移す様子を描きました。

――もし一カ月後に世界が終わるとしたら、私はどうするのだろう?

そんなことを考えながらお読みいただきたい作品です。

~PROFILE~
いぬじゅん

奈良県出身、静岡県浜松市在住。『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、シリーズ全3作品が好評発売中。同作はフジテレビFODにてドラマ化、一迅社にてコミック化。大人気シリーズ『今夜、きみの声が聴こえる』、『君のいない世界に、あの日の流星が降る』など著書多数。(すべてスターツ出版刊)。

書籍情報

2025年7月28日発売

予想外のラスト、前へ進む彼女の姿に、号泣必至の感動作!

『世界の終わり、君と誓った3つの約束』

いぬじゅん/著

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