あらすじ

君との時間は一瞬で、君との恋は永遠だった――。切なく忘れらない恋の物語。【収録作品】『この関係には名前がない』ねじまきねずみ／『青い月だけが、知っていた。』りた。／『初恋の終着点』小原 燈／『もう渋谷なんて行かない』メンヘラ大学生／『五人目の彼のことは、ちゃんと愛せるはずだから。』綴音夜月／『嘘と微熱と長い夜』椎名つぼみ／『××ナイト・××ストーリー』小桜菜々／『わたしのことを好きにならないあなたが好きだった』音はつき／『きらきら、ばらばら』青山永子／『溺れた恋を蘇生したい』蜃気羊／『彼との行為は気持ちよくなんてなかった』冬野夜空

著者コメント

・冬野夜空
どうも冬野夜空です。今回のテーマはまさかのワンナイトラブということですが、冬野が書くワンナイトラブってこうなるかなぁと考えながら書いた短編です。普段の冬野作品を少し大人っぽくした本作。楽しんでもらえると思うので、手に取ってみてください
・青山永子
こんにちは、青山永子です。この度、素敵なアンソロジーに参加させていただくことになりました。映画館と夜を題材に、大人の男女のしっとりとした一夜のお話を書きました。ショートフィルムを眺めるみたいに、読んでいただけたら嬉しいです。あなたの大切な夜を少しでも彩ることができますように。よろしくお願いします。
・音はつき
切なくてきゅっとなる素敵なアンソロジーに参加させていただき、とても嬉しいです。今回は恋愛の中に生まれる矛盾のようなものをテーマに書かせてもらいました。過ぎていく日々の中、状況の違いはあれど、一度は経験したことがある感情ではないかなと思います。複雑な気持ちの変化に、思いを乗せてもらえたら嬉しいです。
・小原 燈
はじめまして、小原 燈です。このたびは素敵なアンソロジーに参加できたことを心より嬉しく思っております。『初恋の終着点』は、短編小説コンテストの受賞作を改稿したものになります。青春時代に一度は終わった初恋の相手と大人になって再会したとき、人はどんな選択をするのか……と考えながら書きました。お楽しみいただけますと幸いです。
・小桜菜々
こんにちは、小桜菜々と申します。今回は「ワンナイトラブストーリー」ということで、まんまですが誰にも言えない秘密の夜のお話を書きました。スパイス的な感じで楽しんでいただけますと幸いです。
・椎名つぼみ
初めまして、椎名つぼみです。コンテスト最終選考作品だった『嘘と微熱と長い夜』を、この度素敵なアンソロジーに収録していただきました。高校生の時「好き」って口に出せないくらい、遠い存在だった憧れの先輩。そんな彼に大人になって再会した主人公が、嘘をついて熱望の一夜を手に入れる、切ないW片想いのお話です。誰かの恋に刺さりますように――。
・蜃気羊
クリスマスの函館を舞台にしたラブストーリーを書いてみました。『溺れた恋を蘇生したい』は、夜中に降ったサラサラした雪と凛とした朝の空気。白くなった世界で君への想いが揺れる話です。幼馴染なのに、ふたりで自撮りするまでの距離が近くて遠い。そんなもどかしくキラキラした恋の話になりました。ぜひ、お手に取っていただけると嬉しいです。
・綴音夜月
こんにちは、綴音夜月です。このたびは素敵な短編集に参加させていただけて、とてもうれしいです。『五人目の彼のことは、ちゃんと愛せるはずだから』では、過去の恋愛経験や家庭環境から、愛情を純粋に受け取れずにいる主人公が、元彼と再会し、避け続けていた愛と向き合う物語を書きました。主人公の複雑な恋模様を見届けていただければ幸いです。
・ねじまきねずみ
このたびはコンテストをきっかけにこのような素敵な単行本に参加させていただくことができ、とても光栄です。素敵な作家さんたちと同じ一冊に納めていただくことにはドキドキと緊張しております。短いお話ではありますが、主人公の二人が過ごす一夜の出来事に、ドキドキしたり切なくなったり……読んでくださる方の心が少しでも動いてくれたらうれしいです。
・メンヘラ大学生
報われない恋を個人テーマにして書き下ろしました。好きな人が住んでいた街、何度も降りた最寄り駅、肩を並べて歩いた商店街、人気の無い小さな公園。忘れたくても忘れられない瞬間を切り取って物語にしました！みんな読んでね！
・りた。
初めまして、りた。です。夢だった書籍、そして素敵なアンソロジーに参加できて、憧れていた作家様とご一緒できてとても嬉しいです。寂しくて不安で眠れない。皆さんも経験ありませんか？そんな夜に出会ったふたりの物語を綴りました。私の物語が誰かの何かになれるように。そんな願いを込めて。

あらすじ

特別付録！【自分で作る『恋の病みがち』豆本】つき！（第2弾『恋のありがち～思わせぶりマジやめろ～』に挟み込んであるよ）

共感の声も続々!!

・今の私紹介されてる？笑
すぐ読めるのに、めっちゃ刺さる…。（まぴさん）

・読書しないけど、これは好き。
自分すぎて笑ってしまう…。（HKさん）

・マジで全部共感。
恋って諦めたくても諦められない。（nyanさん）

著者コメント

はじめまして、そしてお久しぶりです！青春botと申します。前作『恋のありがち』を手に取ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。第2弾では、さらに共感していただける恋のエピソードや、読者の皆さんからの声をもとにした新しいシチュエーションを詰め込みました。恋をしている方も、過去の恋を思い出す方も、この本で少しでも笑顔になってもらえたら嬉しいです！