2024年11月発売
正反対のふたりに訪れる悲しくも暖かい結末に涙――。
明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた
イラストレーター:中村至宏
- あらすじ
- 「僕は小説家にはなれない――」事故がきっかけで予知夢を見るようになった公平は、自身の夢が叶わない未来を知り無気力な人間となっていた。そんなある日、彼はクラスの人気者・愛梨が死ぬという衝撃的な未来を見てしまう。愛梨の魅力を認めながらも、いずれいなくなる彼女に心を開いてはいけないと自分に言い聞かせる公平。そんな時、ひょんなことから愛梨が死亡するという予知を本人に知られてしまい…。「私はそれでも、胸を張って生きるよ」正反対のふたりが向き合うとき、切なくも暖かな、別れへの時間が動き出す――。
- 著者コメント
- この度は『明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた』の単行本版を出版させていただくことになりました!特別番外編のほか、単行本にあわせてちょこちょこ修正した部分もあるのでお楽しみいただければなと思います!
愛しくて、切なくて、今と変わらない1000年前の恋に共感&泣ける!
超新釈 エモ恋万葉集
イラストレーター:Lima
- あらすじ
- <本文より>
恋心って、永遠だと思います。その証拠が万葉集なんだって、最近、気が付きました。
恋に傷ついたり、ときめいたり、誰かに愛し愛され、そして恋に救われる――。それは、1000年以上前にも、今と変わらずに存在した想い。エモく、美しい、キラキラした瞬間。この気付きをみんなに共有したいなって思って、万葉集を現代の言葉に置き換えて、1ページの恋の話にしました。――ノベマ!第44回キャラクター短編小説コンテスト大賞受賞作!
- 著者コメント
- 万葉集の恋の和歌を、令和の言葉に置き換えてみました。キラキラした恋は、1000年前も今も同じだと、超訳して感じました。そんな万葉集を身近に感じてもらえたらと思っています。Limaさんの素敵なイラストと合わせた超訳32作品+京都、奈良などを舞台にした短編小説4編が収録されています。ぜひ、お手に取っていただけると嬉しいです。