卒業式まであと1週間、街中のネットが消えた――。
三月は、所によりオフライン
イラストレーター:
前田ミック
- あらすじ
- 「ごめん」「ありがとう」「嫌い」「好き」
十八歳の僕が、素直に口に出せなくなった言葉。
《ごめん》《ありがとう》《嫌い》《好き》
不思議なことに、スマホなら簡単に紡げてしまう。
突然、世界でネットが使えなくなってしまった今。
僕はもう、君に何も伝えることができない。
君との喧嘩を後悔していることも、ずっと胸に秘めていたこの想いも。
- 著者コメント
- はじめまして、篠也マシンです。SNSを使えば誰でも世界に発信できますが、なぜか私はリアル以上に気を使い、ありきたりな言葉しか紡げない――そんなモヤモヤから、この物語が生まれました。自分が『本当に言いたいこと』は何なのか。それを伝えたい相手は『誰』なのか。机の奥にしまったくしゃくしゃのプリントみたいに、引っ張り出すのが難しい本音。ネットが繋がらない町で、それを不器用にぶつけ合う四人の物語を楽しんで頂けると嬉しいです。
『第4回きみの物語が、誰かを変える。小説大賞』大賞受賞作!
