駐輪場から自分の部屋を見上げると、明かりが消えている。 寝ちゃったか………。 音をたてないように、部屋の鍵を開けて照明をつける。 靴を脱ごうとした時、俺は固まってしまった。 なぜなら、そこにはヒメのブーツの隣に見慣れぬ男物の靴が一足。