自身の部屋に戻ったアフディー様は、ピンクと白をあしらった、ふかふかのベットの上に、身を投げ出されました。
天井を見つめ、布団に身を沈み込ませながらも、たった一人、静かな部屋で考え耽ります。
「別に私が大人にならなくても」
この時アフディー様は、こうお考えになったのです。
なぜ皆、せっかくの楽しい子供の姿を捨ててまで大人になりたいのか。前に進まなくたって、今が楽しければそれで十分ではないかと。
どうせ嫌でも大人になる日が来るのなら、何も今すぐ焦る必要などない。それまでの間、人間界でたくさんの愛を実らせておけば。
実績さえグイグイ上げておけば、パパだって誰も文句は言えないはずだと。
はしゃぐ様な笑顔を取り戻すと、勢いをつけ起き上がり、ベットの下から、大きなホタテを引き摺り出しました。
それはスーツケースぐらいの大きさの「瞬間移動装置」でした。
「よし。早速人間界に行くとするか」
アフディー様は目をつむり、人差し指をくるくる回し、小さく唱えました。
「ウホマイシラバスハレコ」
すると巨大なホタテは、上蓋を開け、華麗な賛美歌とともに、輝く光を放ちました。
アフディー様はホタテに乗り込みます。
「うんしょ」
そして、目的地の『人間界』を頭の中で描くと、ミルミル吸い込まれ粒になり、お姿ごとホタテも。部屋から消えていました。
天井を見つめ、布団に身を沈み込ませながらも、たった一人、静かな部屋で考え耽ります。
「別に私が大人にならなくても」
この時アフディー様は、こうお考えになったのです。
なぜ皆、せっかくの楽しい子供の姿を捨ててまで大人になりたいのか。前に進まなくたって、今が楽しければそれで十分ではないかと。
どうせ嫌でも大人になる日が来るのなら、何も今すぐ焦る必要などない。それまでの間、人間界でたくさんの愛を実らせておけば。
実績さえグイグイ上げておけば、パパだって誰も文句は言えないはずだと。
はしゃぐ様な笑顔を取り戻すと、勢いをつけ起き上がり、ベットの下から、大きなホタテを引き摺り出しました。
それはスーツケースぐらいの大きさの「瞬間移動装置」でした。
「よし。早速人間界に行くとするか」
アフディー様は目をつむり、人差し指をくるくる回し、小さく唱えました。
「ウホマイシラバスハレコ」
すると巨大なホタテは、上蓋を開け、華麗な賛美歌とともに、輝く光を放ちました。
アフディー様はホタテに乗り込みます。
「うんしょ」
そして、目的地の『人間界』を頭の中で描くと、ミルミル吸い込まれ粒になり、お姿ごとホタテも。部屋から消えていました。



