翌日、私は翠ちゃんと2人で人気にない廊下にいた。というより、来てもらった。
「あのね、実は私、、、中学のときバスケ部だったんだよね。黙っててごめん」
「知ってたよ」
「え?」
「私も凪彩ちゃんに黙ってたことある。実は男バスの瑞樹と同じ塾で、瑞樹から凪彩ちゃんが中学のときバスケ部だったって聞いてたんだよね」
「そう、なんだ」
「でも、凪彩ちゃん本人は卓球部だったって言うから、何か事情があるのかなって思って知らないふりしてた。放課後体育館の外から見てたのも知ってたよ。でも、凪彩ちゃんが自分から言ってくれるまで待とうって決めてたんだ」
「ごめんね翠ちゃん、ほんとごめん」
私は涙を流しながら過去のことを話し始めた。
「そんな奴らなんて無視無視!凪彩ちゃんの良さがわからないなんてバカだよ」
「ありがとう翠ちゃん」
私がそう言うと、翠ちゃんは優しく微笑んだ。
「で、で、で凪彩ちゃん!バスケ部入る?」
今度は目を輝かせながら聞いてくる。
「入りたいけど、今から入っても浮かないかな」
「そんなん全然大丈夫だよ!先輩も後輩も同級生もみんないい人たちばっかりだから、私を筆頭に!」
「翠ちゃん、あんまり自分でそういうのは言わないんだよ」
次の日、私は入部届を提出した。
入部して2週間が経った。翠ちゃんの言った通り先輩も後輩も同級生もみんないい人たちばかりで、すぐになじむことができた。
後輩の中に、昔地区選抜で同じチームになったことのある子もいて、また一緒にバスケできてうれしいです、なんて言ってくれた。
一度はやめたバスケ。でも今は私の味方が沢山いる。翠ちゃんに、咲月、新しいチームメイト、それに瑞樹。一度の人生、やりたいことやらないであとから後悔しない?
あの日のブザーから2年。止まっていたショットクロックが、再び動き始めた。
「あのね、実は私、、、中学のときバスケ部だったんだよね。黙っててごめん」
「知ってたよ」
「え?」
「私も凪彩ちゃんに黙ってたことある。実は男バスの瑞樹と同じ塾で、瑞樹から凪彩ちゃんが中学のときバスケ部だったって聞いてたんだよね」
「そう、なんだ」
「でも、凪彩ちゃん本人は卓球部だったって言うから、何か事情があるのかなって思って知らないふりしてた。放課後体育館の外から見てたのも知ってたよ。でも、凪彩ちゃんが自分から言ってくれるまで待とうって決めてたんだ」
「ごめんね翠ちゃん、ほんとごめん」
私は涙を流しながら過去のことを話し始めた。
「そんな奴らなんて無視無視!凪彩ちゃんの良さがわからないなんてバカだよ」
「ありがとう翠ちゃん」
私がそう言うと、翠ちゃんは優しく微笑んだ。
「で、で、で凪彩ちゃん!バスケ部入る?」
今度は目を輝かせながら聞いてくる。
「入りたいけど、今から入っても浮かないかな」
「そんなん全然大丈夫だよ!先輩も後輩も同級生もみんないい人たちばっかりだから、私を筆頭に!」
「翠ちゃん、あんまり自分でそういうのは言わないんだよ」
次の日、私は入部届を提出した。
入部して2週間が経った。翠ちゃんの言った通り先輩も後輩も同級生もみんないい人たちばかりで、すぐになじむことができた。
後輩の中に、昔地区選抜で同じチームになったことのある子もいて、また一緒にバスケできてうれしいです、なんて言ってくれた。
一度はやめたバスケ。でも今は私の味方が沢山いる。翠ちゃんに、咲月、新しいチームメイト、それに瑞樹。一度の人生、やりたいことやらないであとから後悔しない?
あの日のブザーから2年。止まっていたショットクロックが、再び動き始めた。


