夢斗が家にきて、2か月たった。
片付けは……全く進んでいない。
毎日「片付け、片付け」と言うのも夢斗にはストレスだろうと思い、自主性に任せていたのだが、片付けをする様子は見られなかった。
痺れを切らした俺は、ソファでマンガを読んでいる夢斗に言った。
「おい、片付けするぞ」
「えっ?!今日も?」
「今日もって、前回から片付けしたのか?」
「……してない」
「声が小さいな」
「だったら、今日、これからしよう。ソファでゴロゴロしてるようだし」
「倫くんの鬼―――」
俺は夢斗の部屋に向かい、「じゃ、勝手に始めるぞ」と呼びかけた。
「はいはい。やりますよ」
夢斗の部屋の片付けなのだが……。なぜ俺があいつに呆れられないといけないんだ。
腑に落ちないまま、夢斗の部屋に入る。
ダンボール箱75箱は圧迫感がある。
他人の部屋なのにこんなにも荷物があると片付けたくなる。
片付けたい欲求が、タケノコのようにむくむくと顔を出す。
俺はベッドを囲んでいるダンボールに手をかけた。
「まずは寝ている時に安全を確保した方がよかろう」
「確かに!倫くん、頭いいね」
「お前……、今の状態じゃ地震が来た時、段ボールに潰されるぞ」
「確かに。こないことを祈る。あはは」
命の危険性があるというのにこの調子だ。
片付けは……全く進んでいない。
毎日「片付け、片付け」と言うのも夢斗にはストレスだろうと思い、自主性に任せていたのだが、片付けをする様子は見られなかった。
痺れを切らした俺は、ソファでマンガを読んでいる夢斗に言った。
「おい、片付けするぞ」
「えっ?!今日も?」
「今日もって、前回から片付けしたのか?」
「……してない」
「声が小さいな」
「だったら、今日、これからしよう。ソファでゴロゴロしてるようだし」
「倫くんの鬼―――」
俺は夢斗の部屋に向かい、「じゃ、勝手に始めるぞ」と呼びかけた。
「はいはい。やりますよ」
夢斗の部屋の片付けなのだが……。なぜ俺があいつに呆れられないといけないんだ。
腑に落ちないまま、夢斗の部屋に入る。
ダンボール箱75箱は圧迫感がある。
他人の部屋なのにこんなにも荷物があると片付けたくなる。
片付けたい欲求が、タケノコのようにむくむくと顔を出す。
俺はベッドを囲んでいるダンボールに手をかけた。
「まずは寝ている時に安全を確保した方がよかろう」
「確かに!倫くん、頭いいね」
「お前……、今の状態じゃ地震が来た時、段ボールに潰されるぞ」
「確かに。こないことを祈る。あはは」
命の危険性があるというのにこの調子だ。

